前提として・・。
ブレーキシューの交換は可能な限り
国家資格を持ったプロの整備士に作業を依頼し
認証工場で作業されるようお願いします。
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こちら冊子等ではなく、
ブレーキシュー交換の際に参照いただくページとしています。
--シュー交換をする場合-----------
新品のシューをそのまま組まず、
加工をして、調整をしてから乗車してください。
まずは・・・。
*シューを装着前に両サイドの角を斜めに落としてください。(画像A 両方)
*スリット(溝)を入れる場合は進行方向に対して
直角ではなく斜めに30-40度くらいに入れてください。
入れた溝も面取りしてください。(画像B)
(溝加工はブレーキダストと冷却と鳴きに効果があるといわれています。)
*シューを装着前にカム軸のグリスをふき取り、
新しいグリスを塗布してください。
*シューのカムパッド(フルクラムパッド。通称下駄 画像D)が正しく装着できるか
確認してください。
シュー側の面を軽くさらっても良いです。
*カムと下駄の接触面にもブレーキグリスを塗布してください。
(ブレーキ用の専用品をお使いください)
*バックプレートのシュー支点側にも
同様にグリスを塗布します。(画像C)
*シューを装着したら、
ドラムとシューの当り面を確認します。
*タイヤを装着し回転させブレーキを掛けます。
何度か繰り返すと当り面の状態が確認できます。
なるべく広く当るように、当っている面を
サンドペーパなどで削ってください。
粘着テープタイプの物をドラム内側に貼り、
面を出すと効果的です。
*面が出たら必ず試乗して効きや各部の確認をしてください。
*後はワイヤーを調整して終了です。
*定期的なシューの当り確認、ダストの除去、
グリス交換をお勧めします。