こちらは参考にしていただくページで冊子等はありません。
カートに入れないでください。
-----ウエイトローラーの装着位置
プーリーの回転方向にご注意ください。
ローラー左右が同じ場合は方向性はありません。
---------ウエイトローラーで変速系をいじる場合-------
まずはエンジン特性を知る
一番簡単なのはシャーシダイナモにかけて
特性を知ることだが難しい場合が多いため実走行にて調べる。
まずウエイトローラー(以下WR)を一番重いものに固定
そのまま全開走行(最高速に達するまで長い平坦な距離が必要なので
サーキットなど安全なところで)その状態で走行するとピークパワーに達する
ところ(パワーバンド)が体感できる。
そのパワーバンド内で変速するようにWRの重さを変えてセッティングする。
タコメーターがあればその回転数を読み取りより正確に簡単にできる。
--具体的なセッティング方法
パワーアップキットや高回転型マフラー等ピークパワーが高い回転数になった場合
WRがノーマルで重い場合、変速が低回転になってしまい、加速が悪く
なかなか最高速まで達しない。
逆にWRが軽い場合は、高い回転数で変速するが遠心力が弱すぎて
最大のハイレシオまで変速しきれずに終わってしまい最高速も遅くなってしまう。
ではベストな変速回転数で変速するWRの重量は?
理想の変速点はピークパワーを少し越えたあたりです。
エンジンのパワーで回せる回転数、ハイレシオでのギヤ比が決まっていれば
WRの重さを変えても最高速は変わりません。
{WRは変速回転数を変えるだけで最高速は上がらない}
唯一変わるとすれば軽すぎたWRでハイレシオに移行できない時になります。
なので少し重めのWRを入れて走り徐々に軽くする。
そして最高速が落ちたらそのひとつ前の重量に戻す。
それがほぼピークパワー付近での変速するベストな重さになります。
やはりタコメーターがあれば便利です
変速点にくると回転数が一定で車速だけ伸びて行く感覚が判りやすい。
もしその変速回転数が低いならWRを軽くしてエンジン特性を調べた時の回転数よりも少し高い
ところで変速するようにセッティングすればOK。