こちらは冊子ではなく商品購入に関して
参照いただくページとしております。
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まずはシンプルに。
ハイギヤにすれば高速向き(ギヤ比が小さい)数字が小さい。
数字を大きくすると加速向き。(ギヤ比が大きい 数字が大きい。)
となります。
取り扱い最もハイ>2.34 クランク側ギヤ29/クラッチケース側68
取り扱い最もロー>3.7 クランク側ギヤ18/クラッチケース側67
50sノーマル>4.93 クランク側ギヤ14/クラッチケース側69
50sにピナスコ16T>4.31 クランク側ギヤ16/クラッチケース側69
ET3ノーマル>2.54 クランク側ギヤ24/クラッチケース側61
あとはエンジンのパワー(自転車でいえば足の力)次第になります。
闇雲にハイギヤにすると4速で失速します。ご注意を。
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減速KITの交換のポイントはエンジンの回転数です。
スピード=
エンジンの回転数÷一次減速比÷二次減速比×タイヤ外周長(計算上)
なので。
例えば・・・・。4速での最高速度は?
V50Sのノーマル一次減速は4.95です。
仮に75ccKITのMax7000回転のKITを装着すると。
7000(回転数)x60(スピード換算)÷4.95(一次減速)÷1.6(4速)x1.284(タイヤ外周)=660となり、66kmくらいが最高速度になります。
8千回転では75キロ程度。
この一次減速を3.6のKITに変更した場合
7000回転MAXとして90km/hくらいになります。
ちなみに減速を2.5程度にしますと約130km/hの計算ですが、
そこまでのスピードは出ません。
計算上なので、
空気抵抗や、乗る人間の重さ、上りか下りなどで変化します。
下記をグーグル検索に入れるだけで計算できます。
6000x60÷4.95÷1.65x1.284
各ギヤにて計算すればそれぞれの最高速が判ります。
ギヤ比データはこちらを参考までに←(別マドで開きます)
----ちなみにピナスコ16Tでは
7000x60÷4.31÷1.6x1.284=75km程度です。
8千回転では86km/hとなります。
*ピナスコ16Tのご注意
16/68=4.25イタリア本国を含めて一般的な車体
14/69=4.93輸出仕様。後期に入ったのはこちらです。
3速50Nは 18/67=3.72
16Tキットは後期の4.93用ですので
現車のギヤが14Tであることをご確認ください。
16/69=4.31 になり減速比では15%程度の変化です。
----あくまで目安
ボリーニ 85ccキット・19MM キャブM/J #80
+4枚クラッチであれば3.7が標準
(計算上では80km弱くらいです)
面倒な方はピナスコ16Tでも可
50ccポリーニ 102ccKIT >2.8
(二次減速がV50Sノーマルでは4速でやや失速しますが
妥協のライン。ET3クロスギヤであれば解消)
それ以上のハイチューンやレース使用であれば
計算して選択する
ポリーニの一次減速はレース向けで
耐久性にやや劣ります。
-----一次減速ギヤの装着位置
基本は厚みのある方がクランク側
薄い方が外側になります。
メーカーによっては左右同じ場合もあります。
ドリブン側の歯とで見比べ”真ん中”になる様に組んでください。